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山猫窯へようこそ




全国の焼物ファンの皆様へ

全国の皆様,こんにちは,
山猫窯は広島市の北西にある豊平町に私が築窯した窯で,
燃料に薪を使用して風雅な作品を焼き上げることを目指しています。
この窯は胴木の間と一の間からなるコンパクトな登り窯(?)です。

豊平町には龍頭温泉という町営の温泉があり,ドングリ村と呼ばれています。
そこで,家内が山猫窯と命名してくれました。

胴木の間の様子


窯を焚く時,最初に焚くのは胴木の間と呼ばれる部屋です。
ここを焚くときはゆっくり焚くことが必要で,急いで温度を上げると
焼物が壊れたり,ひびが入ったりします。
山猫窯の胴木の間にはロストルが付いていて,おきが下に落ちるようになっています。
ロストルの部分は耐火レンガで作り,アーチの部分は粘土をこねて型にいれて
作った「とんばりレンガ」で作りました。 写真は胴木の間の正面を見たところです。。
中はかなり熱くなっているのか,紫外線が出ているようです。
焚き口は耐火レンガで蓋をしますが,最初は大きく開けておき
温度の上昇とともに徐々に蓋をしてゆくようにしています。
煙突と窯の傾斜のため,窯の引きは良いようです。

焚き口より吹き出す炎



登窯では一般に,作品を入れる部屋を下から順番に1の間,2の間と呼んでいますが,
山猫窯では焼成室が一つですので,1の間だけということになります。
たくさんの焼成室があると,下の部屋の余熱で上の部屋が暖められ
熱効率が良くなるという登窯の特徴が活かせるのですが,
山猫窯の場合には,私一人で窯を焚きますので,焼成時間との兼ね合いで
1の間だけにしています。
一の間の中が明るくなって来た頃,窯の横にある焚き口より薪をくべて行きます。
薪は火が落ちるちょっと前にくべます。
薪をくべると,薪が一瞬のうちに気化して炎が焚き口より吹き出て,
思わず,前髪をこがしたりすることもあります。 この頃になると薪のはぜる音がパチパチとして,
心地よいものです。
私は熱電対を使った温度計測はせず,窯の中色や焼物表面における炎の反射具合
から焼成を終了する時期を決めるようにしています。

作品は棚にも乗せていますが,直接,薪の落ちる火床にも転がしておきます。
火床に転がしておいた作品には多くの「おき」が降りそそぎ,
表裏のついた面白いものがとれることもあります。

作品のご紹介


これは昨年焼成した作品の一部です。
花入れには表裏がついていて,気に入ったものの一つです。 (入れている花は「常満寺」か「太郎冠者」) お茶碗は少し茶筅が傷みそうです。 茶入れには火襷が出ましたが,こちらも袱紗が傷みそうです。 敷袱紗は「乱れ桐」です。



素焼きを待つ作品--茶入れなど



ろくろ成形した作品は十分に乾かします。 茶入れは備前の土で作りました。茶入れは口作りを入念にする
必要があり,小さくてもお皿のようにどんどん作るわけにはいきません。

素焼きを待つ作品--お茶碗



今回はお茶碗も焼きます。
私が作ると自然にこんな形になってしまいます。
もっと味のある形を作りたい。


素焼きを待つ作品--お皿



お皿もいろいろ焼いて見ます。
他にも色々と........
「そんなに焼いてどうするの」と良く人にいわれます。
たくさん焼いても良いものはめったに出来ません。

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